「THD Life」

■2008年10月号「THD Life」

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薬害と原爆が全ての始まりだった

編集部(以下、編)
全国各地から「Bhado(美波動)(以下、Bhado)商品は素晴らしい」と、喜びの声が寄せられています。早速ですが、「Bhado」を開発されたきっかけについて教えていただけますか?

川上社長(以下、川上)
思い起こせば、今から約45年前のことです。目の上に出来た湿疹が、ことの発端でした。ちょっとした湿疹だったのですが、クリームを塗って治しているうちに全身に広がり、入退院を繰り返すまでになりました。やがて頭は坊主にされ、今で言うステロイドを全身に塗るはめになったのです。「アトピー」の先駆けだったのでしょうね。すっかり薬漬けになりました。全身に塗っても足りないときは、点滴や注射を打ったり、内服したり、それはそれは大変な量の薬物を体に入れましたよ。

:それは大変でしたね。体は大丈夫だったのですか?

川上:大丈夫な訳ありませんよ(笑)。入退院を繰り返しているうちに、患者さん達が変容していくんです。鼻が溶けて鼻の穴しかなかったり、耳の穴しかなかったり…。体全体が衰弱し、私もとうとう失明しましてね。このままではまずいと感じ、思い切って病院を飛び出したんです。

:そんな原体験がベースにおありだったのですか…。驚きました。

川上:病院を出てからは、どうしたら元の健康な体に戻れるかを必死になって研究しましたよ。体の中に溜まった薬物を、いかに出すかがポイントでした。今日では、多くの人が化学物質や重金属といった健康を阻害する物質を当たり前のように取り入れています。これらを正しく排泄するために役立つものを開発しようと思ったのです。

 それともう一つの理由は、広島市民になったことですね。

:と言いますと?

川上:広島には原爆が落ちたでしょう。あの原爆は人工の電磁波の最たるものです。多くの方が犠牲になりました。私の妻は、被曝二世ですから、その辛さをよく知っているんです。今の時代は人工の電磁波や、化学合成物質などの影響で困っている方が実に多いのです。少しでもそんな方のお役に立てればと思いましてね。ただひたすら研究を進めてきたのです。


:「Bhado」を開発するに当たり、どんな研究をされたのですか?
川上:桜沢如一氏(※1)や森下敬一氏(※2)の書籍を通して大自然の叡智を学び、自らの体を実験台にしながら体質改善するために必要なことを研究しました。その時に研究した原材料の多くを、「Bhado」のエネルギー素材として使用しています。ゲルマニウムや大麦若葉、真菰とかね。様々な薬草や天然鉱石を使って自分の体で実験をしたものです。当時はまったく理解されない時代でしたけどね(笑)。生命力あふれる自然素材と接する中で、これらが持つエネルギーに魅了されていきました。

※1 桜沢如一氏…思想家・食文化研究家として、世界をまたにかけて活躍。マクロビオティックの提唱者として有名。
※2 森下敬一氏…お茶の水クリニック院長。すべての病気は「血液のよごれ」が原因と捉え、玄米食を中心とした食事療法を提唱している。



電磁波対策、静電気防止のBhadoが雑誌に取り上げられました
:奥様のサポートがあってこそ、「Bhado」が誕生したのでしょうね。

奥様:私は何もしていませんけど、いくらかお役に立てたことはあったかもしれませんね。研究開発するには費用がかかるでしょう。そのために全ての財産を手放しましたからね。

:どういうことですか?

奥様:私の祖父の時代から広い土地を所有していたんですが、これらを全て失いました(笑)。祖父は、常日頃から「もしお金に苦労することがあれば、土地を売って良いんだよ。土地を守る必要はないよ」と言う人でした。明治生まれの祖父なのに、ホントに執着が無い人だったのです。私の母からも同じように言われましてね。ですから主人の仕事の関係でまとまったお金が必要になった時は、土地を売って何とかしのいできたのです。今では財産のほとんどを失ってしまいました。でも良かったと思っています。そのお陰でこの「Bhado」が生まれたんですから。土地をいくら持っていても人様のお役には立てませんでしたから(笑)。

:内助の功ですねぇ。奥様のサポートがあってこそ、この「Bhado」が誕生したんですね。商品が出来上がった頃のエピソードを聞かせていただけますか?

奥様:まずは周りの人に使っていただきました。そうすると、あちこちから信じられないような声が返ってきたのです。本当にびっくりしました。

:どんな声が集まってきたのですか?

奥様:印象的なのが「洗濯機の脱水後の服が簡単に取り出せる」という喜びの声でした。男性には分からないでしょうね(笑)。洗濯物が絡まった状態で底に固まると取り出すのが大変なんです。「Bhado分電盤用」をつけてから、それが無くなり、洗濯物を取り出すのがラクになったんです。主婦の人はこういうところで分かるんですよ(笑)。

 その後は、「冷蔵庫のモーターの音が静かになった」、「壊れたエアコンや扇風機が動き出した」、「耳鳴りが気にならなくなった」、「散歩中に息切れしていた坂道がラクに上れるようになった」、「ゴルフする時につけていたら体が疲れない」といった声を毎日のように聞いていました。
 正直言って「私たちがこの商品を取り扱いしていて良いのかしら?」という心境でした。



Bhado(美波動)の秘密は斥力にあり!

:「Bhado」の効果のメカニズムについて教えていただけますか?

川上:「Bhado」は、私の仮説である斥力の理論に基づいて作っています。

 「斥力」とは引力に反する力のことです。「斥力」を広辞苑で調べると、「二物体間で互いに遠ざけようとする力」と書かれています。引力とは逆の力なんです。引き離す力であり、人体の仕組みで言うと、不要なものを体内から引き離して、排泄する働きと認識しています。もちろん私の仮説ですけどね。

 私の人生の体験からはっきり分かるのですが、人間には要らないものを排泄する仕組みがあるんです。それは、上便所、中便所、下便所と呼ばれています。上便所は、目ヤニや鼻水、タンとかね。中便所は汗や垢、肺の働きもそうでしょう。下便所は、尿や便ですね。

:体に蓄積したものを排泄することが大切なんですね。

電磁波対策、静電気防止のBhadoが雑誌に取り上げられました 川上:そうなんです。出すべきものが出ていかないわけですから、体に良いはずはありません。肉体のバランスを崩すだけならまだしも、心の状態までもが乱されてきているように思います。

:このアンバランスな状態に「Bhado」のエネルギーが関わることで本来の力を取り戻すのですね。

川上 :そうなんです。研究の結果、最終的に行き着いたのが、8種の鉱物と5種類の植物でした。これらの素材に熱をかけたり、組み合わせたり、混ぜ合わせたり、そのまま使用したりと、その持ち味を最大限発揮させるための工夫をすることで、強いエネルギーを抽出することが出来たのです。このエネルギーを、微量元素(ミネラル)を混ぜたアルミのプレートに記憶させたのが「Bhado」と言うことなのです。

:電磁波や化学物質に直接働きかけるわけではないのですね。

川上:そうです。電磁波や化学物質、他にも重金属、添加物、薬、病原菌などはそれぞれ違うものですが、エネルギーの性質が似ているのです。それらが共鳴し合うことで、体内で好ましくない働きを増長してしまい、体にストレスを与え、本来の機能が失われていきます。今の社会は複合汚染の環境にあるのです。

 そこで不足している斥力のエネルギーを与えることで、プラスの共鳴現象を起こし、体のバランスが保たれるようになるのです。この仮説に基づいて試験をすると、信じられないほどの事例が続出し、自分でも驚くほどでした。この仮説は、自分の体を復活させた原理とまったく同じなんです。自分の体の反応に基づいて理論化し、仮説を立てて検証する。これらの集大成でこの技術が生まれたのです。

:どうしてアルミ素材を用いたのですか?

川上:商品を安価にするためです。いくら良い商品を作っても一部の人にしか使ってもらえなければ社会のお役に立てないと考えました。商品の特性を考慮した結果、金かアルミを選ぶことになったのです。商品を安価にするには金は使えませんからアルミを使うことにしました。アルミ素材に微量元素を含ませることで、アルミが優れた素材として活用できるようになったのです。



21世紀型サイエンスの橋渡しに

:この「Bhado」の技術を、計測器などでとらえることは出来ませんか?

川上:現代科学に基づく計測器では難しいですね。波動測定器ではとても良いデータが出ています。現時点において、このような波動技術の商品は、人が使って得られる変化や、物に作用した時の変化を調べることで検証するしかないと思います。

 例えば「Bhado」を身に付けることで、脳波のα波が増幅するというデータはあります。電化製品に取り付けた時のデータでは、消費電力が軽減されることが分かりました。最近の面白い例では、電気機器類から発生する高調波が軽減されているという報告もあります。この高調波が発生すると電気の歪が生まれ、電気効率のロスにつながると言われています。この高調波を軽減させることで、電気のロスを軽減させ、電気代の節約につながっているのではないかという仮説を立てています。例えば「オーディオに使用すると、音が良くなる」、「電気機器のトラブルが軽減する」、「蛍光灯のちらつきが無くなる」などの効果も高調波との関係があると見ています。現在、広島の工業試験場でそのデータを求めているところです。明らかになりましたらご紹介させていただきます。

:面白くなってきましたね。このあたりが明らかになると産業利用されるでしょう。ずいぶん世の中が変わりそうですね。

川上:家庭だけでなく、職場での利用も増えてきました。お店や宿泊施設、製造工場、飲食店など。「Bhado分電盤用」を数千枚単位で使う大手企業への導入も決まりつつあります。電気代を軽減させるということは経済的にもメリットがあるし、地球環境への負荷を軽減させることにもつながります。そのうえ、電磁波の人体への影響も和らげるのだから、もっと事業所でお使いいただきたいですね。

 先日、面白い話を聞きました。分電盤に「Bhado分電盤用」をつけたら、オフィスで飛び交う言葉が優しくなったと言うんです。害虫の発生が減っているという報告もあります。世の中は波動共鳴で成り立っているのでしょう。荒い波動が蔓延していると、荒い波動に共鳴した言葉や現象が生じるように思います。

:面白い世の中になってきましたね。「世界平和は家庭の分電盤からはじまる!」というスローガンでいきましょうか(笑)。このような商品に関心が無かった人も、とりあえずご自宅の分電盤に「Bhado分電盤用」を貼ってほしいですね。家庭レベルの小さな取り組みこそが、大きな成果につながることと思います。

 最後に、読者へメッセージがありましたらお願いします。

川上:現代の科学は見える世界を解明することで構築されていますが、これからは、見えない世界を解明する新しい科学を追究する時代を迎えていると思います。アインシュタイン博士や湯川秀樹博士が、宇宙に存在する意思を認識されていたような発言を残しています。私はその宇宙意思を解明する時代が到来していると思っています。「Bhado」の技術が、科学の概念を広げる橋渡し的な存在になれると嬉しいです。そうすれば、現代社会の行き詰まりが解消する可能性があると思うのです。

 宗教は、創造主という立場から世の中を見ています。それに対し科学は、目の前の現象を解き明かし実証することで積み上げてこられました。この相互が融合する大事な時代を迎えています。

 とにかく今は、正直に、真心で、社会のお役に立たせていただきたいと思います。世のため、人のためと考える人たちと手を取りあい、共に成長していきたいと思います。私達だけでなく、同じ志を持つ、多くの人の取り組みが大事だと思っています。

:今日は貴重なお話をありがとうございます。暮らしの中に、「Bhado」を取り入れるだけで社会貢献につながる時代ですね。画期的な技術で多くの方を幸せに導く開発を続けていただきたいと思います。今日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。